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2011年11月30日

日本に生息する亀について


川で釣りをしていると、ときどき見かけるカメ。
でも、その大部分を占めるのはアメリカから来た種類で、日本に昔からいたカメはすっかり減ってしまいました。上の写真に写っているのはアメリカ産のカメ、ミシシッピアカミミガメです。


目の後ろの部分に赤い模様があるので、「赤耳亀」という名前が付いたようです。
元々はペット用に持ち込まれたものか捨てられたり逃げ出したりして野生化したものです。


子ガメを「ミドリガメ(緑亀)」といい、甲羅が緑色でかわいいので、ペットとして人気があります。1965年ごろには、一大ミドリガメブームがありました。


古い寺院の池にいるカメが日本古来から生息しているイシガメやクサガメでなく大半が外来種とは…。


なんとも悲しい現状です。




  


Posted by mpfyh669 at 22:22Comments(0)釣り

2011年11月21日

宝満の由来 自然との共生



恵まれた自然とともに暮らしてきた日本人は、古来から山には山の神が、海には海の神が、森、木あらゆる自然に神が宿ると考えてられてきた。

又、自然に畏怖の念を抱き、敬虔な祈りと感謝を捧げるという自然との共生の考えが古代から根付いてきている。



日本人には、自然をあるがままに受け止め、畏敬し、感謝し、自然に溶け込もうとする思想が基本にあり、自然の中にいると癒されるという感覚も農耕民族であった遠い祖先からの記憶が、我々の体の中に脈々と生きづいているからなのかもしれない。


ブログで紹介している宝満川。この宝満とは、宝が満つると書く。
宝が満ちてゆくというなんて、なんといい響きだろうか。


なぜこの川が、「宝満」という名称で呼ばれているのか? 
前から興味があったので、古い文献に目を通してみることに。



宝満川は、その源を辿れば宝満山。
太宰府と筑紫野市の境に聳える、この宝満山は、実は古来より山岳信仰の霊山と知られおり、また、英彦山と並ぶ修験の聖地でもある。


その山岳は、常に霧が立ちこめるような神秘的な雰囲気で、竈門山や御笠山とも呼ばれていたと貝原益軒「筑前国続風土記」は示す。


この山と人々の関わりは古く、天智天皇の時代、太宰府の守護神、鬼門除けや遣唐使の航海安全の神がこの地に祀られたとされている。


また、七世紀の末に朝廷よって上宮いわゆる竈門神社が創設されて、心蓮上人が開山、役行者も修行をしたと伝えられる。さらに、伝教大師こと最澄は渡唐を待つ間、約1年を筑紫で過ごし、延暦ニ十二年、宝満山に参籠したという。



それ以後、高僧の往来が盛んになり、平安時代末から鎌倉時代には、麓に多くの坊舎があったと伝えられ、宝満山修験を中心とした宗教文化が華開く。


一番の気になる名前の由来なのだが、この山の名称は、神仏習合によってこの山に鎮座する神が「宝満大菩薩」とされたことから「宝満山」と名付けられたといわれる。




歴史の教科書でも有名な、天台宗の開祖である伝教大師が、私が住むこの「筑紫」の土地に1年間過ごしており、そして、神通力で誉れ高い、修験道の開祖の役行者もこの山で修行していたとは知りませんでした。



まさに修験の聖地とされていただけに、どこか不思議な歴史的佇まいを感じさせる場所が多いように感じている。



宝満という土地を通して、多くの偉人たちが行き交い築き上げてきた歴史や文化。私が想像していた以上に、歴史的に誇れる素晴らしい土地であることがわかった。

そんな神秘的な山、この宝満山を背にしながら、いつも変わらぬ宝満川で釣りを楽しむ。これからも自然と共生しながら、宝満周辺の環境を末永く見守っていきたい。

  


Posted by mpfyh669 at 22:42Comments(0)釣り

2011年11月10日

ヒメダカ



ペットショップに行ったら、水槽で飼っているヒメダカが1匹28円だったので、飼育の手始めに10匹買った。


それから、水槽の中に入れる水草などを色々見ていたら、あれもしたい!これもしたい!って、家族の中で水槽のイメージがどんどん膨らんでくる。


とりあえず、我慢、我慢…。
「水槽の飼育は、まだまだ素人だから…。  ある程度、上手に育てることが出来てから考えようよ」

子供たちのはやる気持ちを抑えて店を出た。


家に帰りつくと、早速、メダカたちを水槽の中へ。
観葉植物と違い、常に動きのある魚たちは、じっと見ていても飽きない。
餌を与えながら、ガラスに顔を近づけて、食い入るように眺める子供たち。



予想以上に生物への関心が湧いてきたようだ。
これから、たくさんメダカが増え出すと、ますます楽しくなることだろう。


上手に飼えたら、その次は、もちろん鯰の飼育をはじめるつもりです。



  


Posted by mpfyh669 at 21:22Comments(2)メダカの飼育

2011年11月06日

フナに始まり、フナに終わる


秋は、多くの魚たちにとって、活性が上がる時期。

もちろんマブナも例外ではない。私は、小学性の頃から釣りをしているが、当時から穴場探しをするのに、執念を燃やす子供だった。

自転車をどこまでも走らせ、苦労した中で極秘スポットを見つけるのが、何よりも釣りの楽しみだった。

ベテランが集まる有名ポイントを尻目に、だれもいないような場所を狙って爆釣りした時などには、いいようのない嬉しさに浸れるものだ。

実際、期待に一番答えてくれていたのが、このマブナだった。

そして現在、この穴場探しのクセは、大人になっても変わらず、こんな所で?という場所で竿を振り、魚が掛かった瞬間は、年甲斐もなく笑みがこぼれてしまう。

「鮒に始まり、鮒に終わる」と言われるが、マブナ釣りは簡単な道具で始められ、釣り場も住まいの近くの川、池、沼と手軽な釣り。
釣り方も簡単な為、昔は釣りの初心者が始めに体験する入門のような釣りだった。

マブナ釣りで入門し、海、川などさまざまな釣りを体験して最後には又マブナ釣りの、釣りの原点としての面白さ、奥の深さに気づき、この釣りにきっと戻ってくる。そんな思いがこの中に込められているのかもしれない。

我々世代やそれ以上の人たちが皆、子供の頃に時間も忘れて慣れ親しんだマブナ釣り。


今は違った釣りを楽しんでいても、のべ竿を手にする日は、そのうちきっとくるだろう。



  


Posted by mpfyh669 at 11:32Comments(0)釣り