2011年11月06日
フナに始まり、フナに終わる
秋は、多くの魚たちにとって、活性が上がる時期。
もちろんマブナも例外ではない。私は、小学性の頃から釣りをしているが、当時から穴場探しをするのに、執念を燃やす子供だった。
自転車をどこまでも走らせ、苦労した中で極秘スポットを見つけるのが、何よりも釣りの楽しみだった。
ベテランが集まる有名ポイントを尻目に、だれもいないような場所を狙って爆釣りした時などには、いいようのない嬉しさに浸れるものだ。
実際、期待に一番答えてくれていたのが、このマブナだった。
そして現在、この穴場探しのクセは、大人になっても変わらず、こんな所で?という場所で竿を振り、魚が掛かった瞬間は、年甲斐もなく笑みがこぼれてしまう。
「鮒に始まり、鮒に終わる」と言われるが、マブナ釣りは簡単な道具で始められ、釣り場も住まいの近くの川、池、沼と手軽な釣り。
釣り方も簡単な為、昔は釣りの初心者が始めに体験する入門のような釣りだった。
マブナ釣りで入門し、海、川などさまざまな釣りを体験して最後には又マブナ釣りの、釣りの原点としての面白さ、奥の深さに気づき、この釣りにきっと戻ってくる。そんな思いがこの中に込められているのかもしれない。
我々世代やそれ以上の人たちが皆、子供の頃に時間も忘れて慣れ親しんだマブナ釣り。
今は違った釣りを楽しんでいても、のべ竿を手にする日は、そのうちきっとくるだろう。
Posted by mpfyh669 at 11:32│Comments(0)
│釣り
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