2013年07月04日
日本ウナギ

環境省は、ニホンウナギについて、生息数が激減していると判断し、絶滅の危険性が高い「絶滅危惧種」に指定することを決めた。
ただ、「絶滅危惧種」に指定すると言っても、捕獲をして罰せられる訳ではない。天然記念物指定の種は、文化財保護法があり、罰せられるけれども、絶滅危惧種指定に関しては、生息状況を客観的に判断するのが目的ですから、対象種を捕獲することに罰則規定などはないようです。
ですから、天然記念物指定ではないウナギは、絶滅危惧種になっても捕獲は可能です。
日本では、昔から馴染み深いウナギ。
ひょっとしたら、土用の丑の日など、「食」の文化が、世間での自粛ムードが高まることによって、日本の食卓から姿を消すかもしれない。
それに加え、乱獲する者も出てきたりするかもしれないし…
とても心配なことになってきました。