2012年04月17日

ブーム

ブーム

去年あたりは、女性のアウトドア・ファッションでは、山ガールに続いて次に到来するのが、釣りガールではないかと予測されていた。 ... 。文字通り「釣り」をする女の子たち。

年々減少しているといわれる釣り人口だが、「釣りガール」が業界活性化への起爆剤となるのか、その成り行きに注目がとても期待されていた。


確かにTVをつければ盛んに女性を起用した釣り番組も数多く放送されていたようです。でも、私もよく釣具屋さんに立ち寄るんですけど、あんまり女性客っていないんですよね。



ご主人が買い物するから、ついでについて来たみたいな奥様ならたまにいたけど。
実際の釣行でも、家族連れくらいで、ひとりで釣りしている女性はまず見たことがない。



じゃぁそもそも、このブーム、誰が考えたのか?


それは、やっぱり、ブームによって得する釣りに関連する企業。


この釣りガールたちに注目していたのは、やはりファッション業界。
特にアウトドアファッションでは、山ガールで盛り上がった経緯もあるため、釣りファッションの投入を考えていた。


釣りのファッションブランドとしては株式会社ティムコが展開しているFoxfireや、フィッシングギアの「Lei Palms」などがありますが、グローブライド株式会社が展開しているフィッシングブランドのダイワでも、女性用のフィッシングウェアを幅広く展開していたようです。


釣りというと、「シマノ」を思い浮かべる人も多いのは確か。もちろん自転車の変速機ではかなりのシェアを占めるので、自転車好きな人には、どうも「自転車のシマノ」というイメージが強いようです。そんなシマノでは「ラッドステップ」というブランド名でウェアを展開しています。


釣り具最大手のグローブライド(旧ダイワ精工)同社は精密機器のメーカーですが、釣り具セグメントの売上げが極めて大きいく、2010年5月の発表では、売上高623億のうち、釣具部門が486億円(78%)を占め、競合であり、自転車部品では圧倒的なシェアを持つシマノの釣具部門の売り上げ410億円を抑えているとのこと。


しか~し、シェア№1でも安泰でもないらしい。


最近では、価格が1桁安い中国・台湾・韓国製品が釣具店の棚を独占しているのがその理由。


結局の所、この「釣女ブーム」なるものは、バレンタインデーやホワイトデー同様、釣り関連企業の販売促進につなげる為の仕掛け人がいるということ。



関連企業は、新たな価値と顧客を創造することに活路を見出したいというのが、この「釣りガール」だったのでしょう。


釣りの世界では、老若男女が理想ですtが、ひょっとしたら、いつの日か私たちの考えもしない新たなブームの仕掛けが登場してくるかもしれませんね。






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Posted by mpfyh669 at 15:30│Comments(0)釣り
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