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2013年11月30日



サラリーマン生活が、何十年と続き、ふと今までの人生を振り返ったのが今からちょうど4年前。

気が付けば、いつの間にか40を過ぎていた。

人生の折り返し地点を過ぎ、家と会社だけを行き通う毎日。

子供のころ自分のやりたい事や好きなこと…

たくさん、あった筈なのに…。




そんなときに出会った、あるひとつの詩が、乾いた心に染み渡る。




日の昇るにも

手を合わさず

月の沈むにも

心ひかれず

あくせくとして

一世を終えし人の

いかに多きことぞ






道のべに花咲けど見ず

梢に鳥鳴けど聞かず

せかせかとして

過ぎゆく人の

いかに多きことぞ






二度とないこの人生を

いかに生き

いかに死するか

耳かたむけることもなく

うかうかとして

老いたる人の

いかに多きことぞ






川の流れにも

風の音にも

告げ給う声のあることを

知ろうともせず

命に名誉に地位に

狂弄し終わる人の

いかに多きことぞ






生死事大無常迅速

時人を待たず噫々                           /坂村真民







一体、いままで俺は、どこへ向かっていたのだろう…。


失われた時間を取り戻す為に、世間の幸せや常識をすべて投げ捨て自由を選んだ。




美しい青空


キラキラと輝く川


せせらぎの音。


鳥のさえずり


忘れかけていた景色…









そのどれもが、とても眩しい。







  


Posted by mpfyh669 at 14:47Comments(2)釣り